この間の週末、鹿島神宮に行ってきました。
ご存じの通り鹿島神宮は、出雲の国譲りの際に、大国主命に国の譲渡を迫った天津神・タケミカヅチノオオカミを主祭神としてまつっています。
私、鹿島神宮の豊かな杜に囲まれた参道と、地に足がつくどっしり感がありつつ、スキップしたくなる空気感が大好きで、1年に1度は伺っています。数ヶ月前にも行きました。
ところが、先週末の昼頃に瞑想を終えた途端「よし、鹿島神宮だ。今日、行くほうがいい」と突然、思いたったのです。
最近、瞑想中によく富士山が出てきて、しかも美しい朝焼けピンクをバックにした優美な富士山なので、近いうちに静岡の浅間神社に行く方がいいかな……とは思っていたけど……なぜ今、また鹿島?
よく分からないけど、鹿島神宮を思い浮かべると、とてもワクワクしてエンジンがかかる感じがあったため、手早く家事と昼食と済ませて出かけました。
すると、快晴だし、利根川や湖を見ながら田園地帯を行く道も朗らかで、早くも「来てよかった~!」という気分に。
ご機嫌で歌いながら到着し、本殿での参拝を終えて、鹿園、奥宮(現在、改修中)とすすみ、地震を起こすナマズを押さえているという要石にも参拝。
やっぱり、こういう時期ですから「歪みを解消する際には、どうか穏やかにお願いいたします。そして我々が地球と仲良く共存できる人間になれますように」と、祈っちゃいますね。土台、大事。
そして御手洗池のご神水をいただいて、美しく立派な鯉さんをしば~らく鑑賞&撮影。
こういうときの動物って面白くて「ちょっとお写真よろしいですか?美しいポーズでお願いします」とお願いすると、フォトジェニックかつ絶妙なポジション&姿勢で止まってくれたりします――特に神域にいる子たちはそう。
帰りの参道はちょうど西日が差し込む時間帯で神々しく、ゆっくり歩きながら、たっぷりと太陽のエネルギーをチャージしました。
そして、おみくじを引いたところ、
「広き平野を行くが如し」と書いてあり、鹿島神宮へ至る道の穏やかな田園風景とぴったりシンクロしていて愉快な気分に。
最近、考えたことが現実になるのが早くて、いいことも悪いこともあっという間に形になっちゃうのね。
あまりの早さに、これが『風の時代』のスピード感かぁ…と、唖然とすることも多いんですけど、このおみくじにあるように、どんな時も広々とした平野を行くような心持ちでいることが大事なんでしょうね。
さて、夕暮れまで少し時間があったので、鹿島神宮から車ですぐの下津海水浴場にも寄ったところ、広き平野ならぬ、広き海原を行く感覚を味わえて、とても気分が上がりました。
寒いせいか全然、人がいなくて鹿島灘貸し切りです!
黄昏時でピンク色に染まる海岸は清々しくも優雅で、あまりの気持ちよさに歌いながら波打ち際を数十分ほどお散歩。
波は荒いけど、私が歌えば、波も歌う、みたいなソウルフルな共鳴がああ、楽しい!(波は常に歌ってるけどね)
マスク無しで潮風を吸い込んで、たっぷりエネルギー交流をさせていただいて、浄化&チャージ完了。
帰りに鹿島の広々とした素敵カフェで残っていた仕事をはじめたら、はかどるはかどる。普段の3分の1ほどの時間が終わってしまいました――波動が上がって整うと、目に見えて効率が良くなるのです。
その後、また歌いながら運転して家に戻りましたとさ。ラララー♪
実は先週、ちょっと嫌なことがあって、手放しワーク(統合)をしても重さを消し切れず、気分が曇り気味だったのですけど、おかげさまですっきりさっぱり。タケミカヅチノオオカミは雷神さまなので、バシッと正してくださいますね。直感に従ってよかった☆
ちなみに鹿島神宮は東京駅から直行バスでも行けます。
利根川をはさんで対岸の千葉県香取市にある香取神宮には、タケミカヅチノオオカミと一緒に国譲りの交渉に赴いたフツヌシノオオカミがいらっしゃるので、両方お参りすると最強です。