気がつけば、もう1月下旬ですね。早いなぁ。2018年が始まって、今年はホントに流れの変化を実感しています。
先月、好きだったアーティストが亡くなるという大事件があったため、年末は心に大きな穴が開いていましたが、静かに彼を悼み続けて曲を聴いているうちに、「この穴を“代用品”で埋めるのはやめよう」という気持ちが湧いてきました。
人一倍、感受性が強く、無意識のうちに”背負う必要のない他者のエネルギー”まで取り込んでしまった彼が、それを払えずに葛藤する自身の姿も、自分を苦しめるものさえ優しさで包み込みたいという慈愛も、彼の作った曲には率直に表現されています。
その「優しい勇敢さ」がカッコよくて好きだったんだなぁと改めて気づき、私も見習って、今年は自分の内側から湧いてくるものをもっと大事にしよう。もっと表現していこうと思ったら、ぱきっとエネルギーが変わりました。
相変わらず執筆やセッション、打ち合わせ、勉強会などで連日忙しいですが、新たにやりたいこともあるので今は「自分の時間とエネルギー」を確保するように意識しています。
やっぱり「時間」に意識がいくのは、山羊座の土星の影響ですね。
さて、今日はハイヤーセルフとつながるための具体的なHOW TOをお伝えします。
ハイヤーセルフとつながる――は「内なる自分と一体化する」と言いかえることもでき、それはすなわち「宇宙(の源)と同調する」こと。
宇宙の源のエネルギーは「純粋な愛」と「感謝」のエネルギーとイコールで、ハイヤーセルフ(内なる自己)のエネルギーも同じです。
しかし、人間には自我(エゴ)があるから、1日24時間、愛と感謝のエネルギーで満ちあふれている……ってことはまずない。
心が愛と感謝で幸せに満たされても一瞬で、大半の人はすぐイライラや焦り、あれしなきゃこれしなきゃ……的な「思考のおしゃべり」に意識を乗っ取られてしまいます。
そして、どんどんブレていき、ハイヤーセルフ(内なる自分)からも、宇宙の流れからも離れてしまうのです。すると、さらに迷走……。
私もそういう時期が長かったので、よーく分りますが、こうなるとトラブルも増えるし、なんか上手くいかないなぁ……って状態が続いて、どんどん落ちちゃうからよろしくない。
だから、毎日コンセントが抜けていないか確認するように、ズレを直して本来の自分に戻る――内なる自己、つまりはハイヤーセルフとつながって、宇宙と同調することが、とてもとても大事なのです。
近年流行の「マインドフルネス」の目的も、結局のところはそれですよね。
「つながっていない」状態の自我だけで生きていると、限界はすぐにやってくるし、努力も報われない。ろくでもない方向に突進して最悪の場合、地球が滅びるかもしれないので「自我だけを頼る生き方」に疑問を抱く人が増えたのでしょう。
さあ、いよいよ今日の本題。
私がいろいろ試してみた中で、瞑想よりも手っ取り早くて確実な方法としておすすめしたいのは『ぷるぷる気功』です。
名前は可愛いですが、中国の歴代の気功師の人たちが、皇帝一族を触らず治療するために磨いた秘伝の気功で、超簡単なのに効果はすばらしい。
私はあるセミナーで、より簡単なバージョンを教わりましたが、本家本元の先生が動画をアップしているので、貼りますね。(音が出ます。ミュートをおすすめ)
「生命の原点である『振動』の動きを取り入れることで、乱れていた心身を整え、細胞の位置や神経の働きなどを調整し、気の流れをスムーズに整える」のだそうで、原理は楊枝が乱雑に入った楊枝立てを、机の上でトントントン……とやると、ぐちゃぐちゃだった楊枝が綺麗に整う……という、あれと同じ。
私は4、5年前から続けていますが、これをやっていると自然とあくびや涙(時にはおならも 笑)が出てきて、心身が緩んできます。
さらに「姿勢が前傾してる」「重心が右に傾いてる」「軸がちょっとねじれ気味?」「左肩が前に出てるなぁ」「腰に力が入り過ぎて痛い」「頭が重い」などと気づきが湧いてきて、ぷるぷるしながら状態を調整。
すると、終わる頃には自然と軸が整い、雲の上で光に包まれているような感じで心地よく、目を開ければ視界も明るく気分上々☆
頭の中の「ごちゃごちゃ」もすっきり落ちてしまうから、まっさらな状態で1日をスタートとしたり、眠りにつくことができます。
これをセッションにいらっしゃった方々に教えてあげたかったので書きましたが、瞑想よりもずっと効果があるから、読者のみなさんもぜひどうぞ。
なお「軸」の感覚が分からない方は、一番上の図の状態を意識してから始めるといいかも。
地球の真ん中と、高い高い宇宙の源をつないでいるしなやかな光の軸が、自分の真ん中を貫いている感じ。(イメージにとらわれる必要はありません)
エネルギーワークとしては基本中の基本ながら、神髄だと思われる『ぷるぷる気功』。できるだけ毎日、5分~10分くらい続けてみてください。
整えるといろいろ変わりますよ。「今この瞬間」にいる感覚の気持ちよさを味わえます。
長くなったので、さらに簡単な「もう一つのおすすめ」はまたね☆
参考文献:『すごい気が出るDVDブック』張永祥・苫米地英人著 マキノ出版