尾籠な話で恐縮ですが、10日ほど前から、うちの猫の排便回数が減ってきたんです。
普段は快便な子なのに、1日おきになり、2日おきになり、回数は減っているのに出てくる「ブツ」はとても少なく小さい。
でも、元気だし、食事も食べているし、水分不足かな?と思ってお水を多めに与えたりしていました。
ところが今週に入って、食べる量も目に見えて減少。これは本格的に便秘じゃないかと、心配に。
心なしか動きが緩慢になったように見えるし、あんまりベランダにも出ないし、もしかしてお腹に腫瘍でもできてるんじゃないの?
そこで、いつものようにタロットカードを使って「上の人(ハイヤーセルフ)」にたずねてみました。
Q この子の今の状態はどう?
A エネルギーが抑圧されている。
Q 病院に連れて行ったらどうなる?
A 運命にイエスと答えて流されるのみ。猫の気分は良くなる。
Q 病院に行かずに、このまま放っておいたらどうなる?
A 自分のエネルギーに立脚した(自立している)状態が終わる。
えええ? やばいじゃないですか。
頭でごちゃごちゃ考えて、頭と体が分離してしまう人間と違って、猫は常に自分のエネルギーに立脚してますからね。
その自立した状態が終わるって、完全にそれは病気、もしくは自発的な排泄ができなくなるって意味!?
まずい、まずい。
慌ててかかりつけの病院に連れて行ったところ、お腹を触診した先生が「あーありますね、ウンチ」と即答。
さらに直腸の中を調べて、骨盤の中にある大きなウンチが引っかかって、出せなくなっているのだろうとご推察。
「これは苦しいね。出せないのかもしれないから、出しちゃいましょう」と、浣腸してくださいました。
すると……ここからはほんとに汚い話なんで割愛しますが、無事に全部出ました!
診察室ではギャーギャー怒り、先生方に噛みつかんばかりだったうちの猫も、自宅に帰って全部出したら、すっきりしたのでしょう。
嫌いなシャワーをしたのに全く怒らず、反対にスリスリ〜スリスリ〜、ゴン、ゴン(頭を押し付けてくる音)と何度も擦り寄ってきて「いやあ、すっきりしたよ〜。気づいてくれてありがとう、飼い主」と言ってる感じ。
すっきりしてよかったなぁ、テオ。ずっと、お腹苦しかったんだね。
ここ2、3日ほど、やけに怒りっぽかったのは、体の不調に気付いて欲しかったのかもしれません。
猫は骨盤が小さいので、お腹の中でウンチが固まっちゃうと、引っかかって出せなくなることがあるんですって。
猫にとっても便秘は万病の元。
時間が経てば経つほど深刻になるそうなので、便の出が悪い、回数が少ない、食事の量が減ってきたなどの変化があったら、早めに病院に連れて行く方が良いそうです。
うちの猫がお世話になっている病院、先生もスタッフの方々も本当に腕がよく、動物の心情に寄り添ってくれる方々で、今回も感謝〜!!!
そして私の「上の人(ハイヤーセルフ)」にも感謝です。
確かに、病院に行ったら「浣腸する」とおっしゃる先生の決定、すなわち猫にとっては運命に従って流されるのみで、結果的に猫の気分は良くなりました。
そして流されていったのは、猫のお腹に居座っていたウンチちゃんでもある(笑)。
何これ? ダブルミーニングだったの?大喜利か!?
と、感謝しつつ、1人でウケました。
私の「上の人(ハイヤーセルフ)」は、けっこうユーモアがあります。