救世主は誰か?

日本に住む外国人の友人と話していて、これ大事だな、と思うことがあったので書いときます。

彼女はスピリチュアルな話題が大好きな人で、いろんなアセンションに関する情報をチェックしています。私にとっては語学の練習を兼ねて、英語でそうしたトピックスを話せる貴重な友達です。

彼女いわく、地球のアセンションを応援したいと思っている宇宙人はたくさんいますが、同じように妨害したい宇宙人もいて、宇宙連合と呼ばれる高次元の宇宙人組織(?)が、地球を闇の存在から守り、救ってくれる……はずだったんですって。

だけど、宇宙連合はただ地球の行く末を見ているだけで、何もしてくれないことが分かり、同じように地球を導きたいと思っているプレアデス人たちは袂を分かつことになったと。

とある信頼できそうなスペイン人が発信しているこの情報を読んで、彼女は落胆したそうです。本当に宇宙連合が救ってくれると思っていたそうなので。

私は宇宙人がいるのは間違いないと思いますし、善良なる宇宙人もいれば、そうでないのもいるだろうと思っています。そして、宇宙連合みたいなグループがいたっておかしくないし、大天使やアセンデッドマスターはいると確信してます。

だけど「宇宙連合が地球を救ってくれる説」はう~ん……。
それは無いんじゃないかぁ。。。

だって、より進んだ存在たちが、より遅れている存在を、抱っこするようにして引き上げたら、何の学びにもならないよね?

自分で気づいて、自分で学んで、自分で納得して上がっていかないことには、力がつかないというか、アセンション(次元上昇)にならないじゃん?と、思うわけです。

そういう「真の自立をさまたげる行為」は、高次の存在はしないと思うんですよ。

だから、その「宇宙連合とプレアデス人が別々の道を行くことになった」という情報自体、どうだかなぁと思いながら聞いていました。

そして、彼女に「アセンションってのは自分ですることで、どこまでも自分の中のゼロポイント(中庸の位置)に立ち続けられるようにインナーワークを続けてくことが、一番の近道じゃない?」と言ったら、ちょっとガッカリしてました。

私の稚拙な英語力でも、これはちゃんと伝わったと思う!

これは私が直観的に確信していることで、根拠を聞かれると困るのだけど、アセンションって、祈り続けていれば救世主がやってきて、最悪な状況な地球&私たちを救ってくれるという話ではないんですよ。

それは、まさしく「他人軸」で、自分に本来備わっている力を放棄して、自ら弱くなる在り方(=『地の時代』の在り方ね)だもの。

アセンションしていくこと=『風の時代』の流れに乗って上昇することはその反対で、自分にすべての力が備わっていることを思い出していくことなんだと思う。

聖書の中で、エジプト脱出をする際にモーセが海を割って道を作ったじゃない?あれはインパクト大な奇跡ですが、本来の私たちはそれくらいの力を持っているみたいです。忘れているだけで。

例えばですけど、1日中雨予報で実際に小雨が降っていた日の午前中に、人気のない(本来は)気持ちの良い河原で、宇宙とつながるエネルギーワークを15分くらいやっていたら、自分の頭上だけ晴れて、スポットライトみたいに光が射してきたことがあったんです。

で「うれしい!このまま晴れて」と思いながらワークを続けたら、すごいスピードで雲が流れ始め、完全に晴れちゃいました。その日はそれからずーっと雲ひとつない晴天。完全に天気予報はハズレです。

旅行の最終日だったので「神様だか、誰だか知らないけどありがとう!」と感謝して、予定通りサイクリングを楽しみましたが、こういうことって実は誰でもできます。

人間の意識は本当にパワフルで、天気だって変えられるんです。
「そんなの無理っしょ」と思ってるからできないだけで、本当はできる。そして、すべてのことはそうなのだ。

なので「宇宙連合は見てるだけ」でも構わないのですよ。
「救世主」とは私たち一人ひとりのことなんですから。

© 2017‐2024 KAORU.