今日は秋分の日。
宇宙では「バランス・調停」の天秤座太陽と、「魂の癒し手」と呼ばれるカイロンが向かい合っています。
魂の傷や不具合を癒し、人生にバランスや調和をもたらすエネルギーが流れくる時です。
そこで今日は、長いこと私の悩みの種で、同じように人知れず悩んでいる人も多い家族問題について書いてみたいと思います。
私が自分の家族のことをときどき書くせいか、いわゆる毒親問題・機能不全家庭の問題で悩んでいる方のご相談もちらほらあります。
<毒親とは>
分かりやすいと思ったサイトのリンクを貼っておきます。ご参考までに。http://sayonara.xyz/?page_id=9
機能不全家庭といっても程度がいろいろあって一概には言えませんが、
そこにいて日々エネルギーを奪われる感じが強い、または自由に考えたり行動するのが非常に困難なら、親が変わることを期待したりせずに、物理的にただ離れるのがいいと思います。
ところが、この「離れる」が難しいこともあるんですね。
親が子供に無関心で養育放棄、もしくはDV、加えて家庭が貧しい……と、分かりやすく家庭が破綻している場合は、子供もそこに居続けるメリットがないので、未練なく去っていけますが……
中途半端に居心地が良かったり(「あなたは何もできないしょうがない子」と人格を否定されても、金銭面や身の回りの世話で親に依存しているなど)、
お家が裕福な場合、実家を離れた後の生活レベルの低下が怖くて離れられない。
または、夫婦仲の悪さや健康上の不安、自活に自信がないなどの理由から、子供に罪悪感を抱かせて親がすがりついてくると、
共依存になってしまっていつまでも離れられない……というケースが多いようです。
しかし、それでもなるべく早く、離れる方がいいと思うのですよ。
なぜなら、人は同じ環境にいる人とエネルギー的に影響を及ぼしあいます。
人は脳のミラーニューロンで影響を与え合い、無意識のうちに身近な人の意識を真似るため、
機能不全家庭に「子供」としてずっといると、その人自身が”機能不全“になってしまいやすいから。
鬱屈として自分らしく生きられなければ苦しいし、せっかく生まれてきたのに人生がもったいない。
親の抑圧・支配を受けることで感じるストレスを、他者に向けて晴らしたとしても、そういう人は遅かれ早かれ人間関係やキャリアが壊れます。
それに、親の愛情や考え方が歪んでいればいるほど、子供は自分がハッピーに生きていくために「健全で幸福な生き方の見本」を外の世界で探し、学ぶ必要がありますから、機能不全家庭に居続けても何もいいことがないのです。
宇宙には引き寄せの法則が働いていて、毎日、最も長く強く意識を向けていることが現実になります。
つまり、日々繰り広げられる「うんざりする出来事」にげんなりし、「あんたはダメだ」とか「うまくいくはずがない」といった親の言葉に耳を傾けていれば、自動的にマインドセットが行われ、そうした人生が繰り返されてしまうんです。
機能不全家庭が親の世代から子の世代、そして孫の世代へと連鎖しやすい理由はここにあります。
なので、私は何はさておき離れてみることをおすすめします。
毒親の勉強会に出席した時に、親から離れるために沖縄出身なのに関東の田舎で就職したという人がいて、本気度がスゴイと感心しましたが、
実家以外の場所に安全で、心の独立性を保てるマイスペースを持つことは大事。
親は「躾だ」「子供のためだ」と思い込んでいて、ゆめゆめ自分がマインドコントロールしているなどは思いませんし、そこで気づく人なら毒親にはならないので、変わることを期待したり責めるのは時間のムダ。
それより黙って離れて、自分の人生をハッピーにしていくことにエネルギーを使いましょう。
毒親から離れて、自分を大切にするようになると、親のマインドコントロールがだんだん抜けて、自分が本当に好きなことや、やりたいことが見えてきます。抑圧が取れて、本来の能力も発揮しやすくなりますよ。