皆さん、今日の午後の羽生結弦選手のショートプログラムの演技を見ましたか?
すごい! 美しい! 完璧! 尊い! キラキラ!
いくつ賞賛の形容詞を並べても足りないくらい、素晴らしい演技でしたね~。
終わってからの満足そうな表情も、興奮気味なコーチ陣の隣で静かに喜びをかみしめるキス&クライでの姿も、その後のインタビューも、圧倒的な王者の余裕と自信を感じさせ、すっかり見ほれました。
そして、本日は水瓶座の新月で日食です。
水瓶座自体は「王者」の星ではないし、ヒエラルキーとか順位争いからは抜け出した位置にいる星座なのですが、この星座の特徴は自分を極めることによるオリジナリティと、絶え間ない革新にあります。
(オリジナルの究め方が足りないと、ただの「変人」や「アウトサイダー」になってしまう可能性もありますが……)
天王星を守護星に持つ水瓶座は改革の星座で、不動宮ならではの軸がブレない強さがあるのです。
羽生選手は負傷からの復帰戦で、2カ月ぶりの試合だったそうですが、いったん競技の順位争いから離れて、自分の体と心の調整だけに目を向け、滑りをイノベートし続けた結果のあの演技。
見事に「靭帯損傷なんて大怪我の後でどこまで滑れるか……」なんて、巷の不安感を吹き飛ばしましたね。
障害があっても歩みを止めず、自分を革新し続けた人だけが持てる唯一無二の存在感と伸びやかさ――それを水瓶座の新月に見せてもらえた私たちは、とてもラッキーだったと思います。
しかもですね、今回の新月は「自分自身」と「社会的ポジション(社会の中で発揮できる最高の役割)」に焦点が当たっておりまして。
世間のプレッシャーを跳ね返すだけの強い自己、つまり自己信頼感の高さが強調されるし、そういう人が圧倒的な輝きを放つ星回りなのです。
そして、緯度経度の関係で、日本より韓国にいるほうが、その傾向は強くなります。
つまり、どこをとっても羽生くん。羽生君は完璧に星も味方につけている……という流れ(笑)。
今回の水瓶座の新月のエネルギーを生かしている、すごくいいお手本だったので、まだ未見の方はぜひ彼のショートプログラムの演技をノーカットでご覧ください。
そして、世の中に蔓延する「これが普通」の呪縛から解き放たれてみましょう。
そうした人間の成長と前進を阻む呪縛では縛り切れないほど、私たち一人ひとりの潜在能力は大きく、可能性はまだまだたくさんあるのです。
その可能性を「ある」と思えるか、「ない、無理」と思うかの差なのかもね。人生って。
4年前の自分を超えたい羽生君と、「(最終的には順位より)自分に勝ちたい」とインタビューに答えた宇野昌磨君。
結局のところ、社会において唯一無二の存在であり続けるということは、常に自分を更新し続けていくからできることなんだなと、二人を見ていて感じました。
星回りを見ても、これが今回の新月のメッセージだと思います。素晴らしい輝きを放ってくれて、伝えてくれてありがとう。
占星術よりの詳しいことは(ビジネスよりですが)、こちらに書きましたのでご興味ある方はご覧ください。
では、よい週末を!