2020年後半はマインドフルネスが大事

あっという間に7月。今年の上半期は早かったですね。

こちらにも書いたように、今年後半は古い世界(古いシステム・古いやり方)がどんどん壊れていきます。200年以上続いた物質主義に基づく社会システム・ヒエラルキー社会が終わりを迎えるときなんですね。

別な言い方をすると、終わりを迎えるのはエゴが魂(スピリット)を抑え込み、自分のハイヤーセルフや宇宙との一体感を感じられなくしてしまう自我優位な世界です。

自我(エゴ)は私たちの個を際立たせるものではありますが、人生の運営を自我だけに任せておくと、どうしても「勝った、負けた」がひたすら大事なサバイバルモードになっちゃって、視野も狭くなっちゃうんですよ。

でも、私たちの魂(スピリット)は「勝ち組・負け組」なんて言葉ではくくれないくらい広大で自由。

わざわざ「大失敗」という経験をしてみるために「人生の大失敗ルート」を選び、そこから「真理に気づく」体験をする魂だっているんです――宇宙の意識から見ると、本当の「負け組」は人生の経験から何も学ばず、エネルギー的にぜんぜん成長しないまま人生を終えることらしくってね……。

話がそれましたが、そんなわけで今年後半は「古い世界」に残る人と、魂(スピリット)と一致して宇宙の流れに乗っていくのが当たり前な「新しい世界」に行く人で、道が分かれるようです。

……と書くと、みんなハラハラすると思いますけど、行動力、前進力、達成力の火星が、その本来の座である牡羊座に半年以上滞在し、100%パワーを発揮する2020年後半ですからね。

「出発時刻1分前の新幹線にダッシュで駆け込む」ようなことも、やる気があれば可能ですよ(笑)。

さて、そのために今一番、大事なのが「決して自分を幸せにしなかったこと&クセ」を手放すことです。

これは人によりますけど……

例えば通勤時間がすごく長い人は「テレワークでできることは今後もテレワークにさせてほしい」と会社に言ってみてもいいと思いますし、

ムカつく誰かのことを考えてイライラムカムカしやすい人は、イラッと来たらただちに気分転換して、美味しいお茶を飲んだり、気分が良くなることをする習慣をつけてもいい。

逆に上手くいっているフリを続けてきて「もう限界」な人は、抑圧してきた悲しみや怒りを解放して、なりふり構わず泣いたりすると、ズレていた軸が戻って来るんじゃないかな。

宇宙の法則がダイレクトに効いてくるこれからは、自分の心の状態がそのまま現実に反映されますから、なるべく内面の状態が濁りなく温かくハッピーで、マインドフルネスである方がいいのです。

マインドフルネスは――体験したことがある人は分かると思いますが――愛と調和と静かな喜びに満たされた状態です。この状態こそ魂(スピリット)とつながった自分軸の在り方。

「上」(ハイヤーセルフ)からの情報をキャッチできるのも、この状態になっているときです。

マインドフルの感覚は瞑想を習慣にすると、つかめるかもしれません。

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