流れに乗れる意識の持ち方②

今日、買い物のついでに山の辺で車を停めて散歩をしたら、野性のクレソンが咲いていました。クレソンは花が咲く前が食べ頃で、開花してしまうとイモムシたちの大食堂になります(笑)。

さて、前回の続き。

思考は具現化するし、これからはそのスピードが速くなるよ。

だから、意識の持ち方が肝心で、不安な気持ちや「暗い未来」のイメージが湧いてきたら、ただちに「ちょっと待って。あなた本当にそれを望んでるの?」と自分に突っ込むこと。

そして「いや、望んでいない」と我に帰ったら、「じゃあ、あなたはどういう状態になりたいの?」と、自分に問いかけよう―――というところまで話しました。

ここで大事なのは「どうしたい」ではなく「どういう”状態”になりたいか」です。

「どうしたい?」と聞かれると、「結婚したい」とか「いいところに転職したい」「彼がもっと私の話を聞いてくれるようになってほしい」など、自分の「願望」「目標」を答える人が多いのですが、それは違うんです。

その「願望」「目標」は自分のエゴ(自我)が望んでいるもので、魂(スピリット)の方向性とズレているかもしれません。また、現状の自分のエナジー(周波数)が『「願望」「目標」が叶った状態』とかけ離れているから「そうならない(そうなっていない)」わけで……。

そもそも、気持ちがネガティブに傾いているときは自分軸からズレているので「どうしたいか」を考えてもムダなのです。

だから、まず「自分がなりたい状態」を自分に問いかけて、軸をニュートラルな状態に戻します。

例えば、問いかけたらこんな答えが湧いてくるでしょう……

「安心したい」「心安らかになりたい」「楽しい気分になりたい」「(自分や人や運命を)信頼できるようになりたい」「気楽になりたい」「成長したと感じたい」「温かさを感じたい」「心地よさを感じたい」「尊重されたい」etc。

いずれもHappyだったり、緩んだり、心が軽くなる状態ですね。

こうして、自分が今もっとも望んでいる「なりたい状態」が分かると、人はホッとします。

自分の「魂の声・望み」に気づいて、魂(スピリット)とつながれた喜びで深~く安堵するんですね。

(エネルギーの観点から言うと、魂(スピリット)は「高次のガイド」であるハイヤーセルフとつながっていて、宇宙の流れと一致しているため、宇宙の叡智やサポートエネルギーが流れ込んでくるのを感じてホッとする)

そして「なりたい状態」が分かったら、することは一つ。

「なりたい状態」になるべく行動を起こす。

例えば「落ち着きたい」なら、コーヒーや好きなハーブティーを淹れて飲んでもいいし、「楽しい気分になりたい」なら好きな曲を聴いたり踊ってもいい。どんな小さなことでもいいので「なりたい状態」に近づくことを即やります!

こうして気分が良くなって周波数が上がると、前に気になっていたことがどうでも良くなり、全く違うことをしたくなったりします。周波数が違うから、もはや数十分前の自分は別人です(笑)。

こうやって階段を一歩一歩上がるように、自分の意識・気分の状態をハッピーな方向に導いていくと、自然と宇宙の流れに乗るのですよ。

ちなみに、周りの状況に関係なく、なぜかいつも幸せでラッキーな人は、息をするようにナチュラルにこの「意識の調整」をしています。

実はこれが本当の「自己責任=自分の現実に責任を持つ」ってことなんですけど、続きは次回に!

© 2017‐2024 KAORU.