流れに乗れる意識の持ち方③

雷が轟く1日が終わろうとしています。皆さんお元気でしょうか。

5月7日は蠍座の満月で、すでに月は蠍座に入っています。

蠍座の月は私たちが意識の奥の収納ボックスにしまいこんで、なるべく見ないようにしてきた感情にライトを当てるので、わりと重苦しい気分になりがちです。雷鳴が鳴り響く夜は蠍座の満月の序章としてピッタリね。

さて『流れに乗れる意識の持ち方②』で、ネガティブな気持ちになったり、暗い未来を想像している自分に気づいたら、本当にそれ(その状況)を望んでいるのか自分に問いかけて……

「NO」なら、自分がなりたい状況を「選びなおし」、少しでもそうなれるように(=気分がよくなるように)、今すぐできることをする。そうして地味に「意識の調整」をしていくと、体験する現実が変わると書きました。

しかし「低気圧のせい」「あの人のせい」「自粛生活のせい」などもろもろの事情で、なんど意識の調整をしても、元に戻ってしまうことがあります。または、前向きに調整する気にさえならないとかね。

そういうときは無理やりポジティブになろうとせずに、まずはノートに「今、感じていること。思っていること」を全部、書きなぐるといいです。

もう、ぜーーーーーーーーーーーーんぶです。罵詈雑言も何もかも(笑)。

私はこのノートを「ブラックノート」と呼んでいて、実際に黒表紙のキャンパスノートを使っています。中身はね………罫線全無視で書き殴ってあったり、ヨレヨレのミミズ字だったりと、ひどいものです。

絶対、人には見せられないものNo.1かも(笑)。

でも、とにかく自由に思いのたけを書き出すと、自分の内側にモヤッていたものが言語化されて外に出た喜びで、魂がホッとします。

なんていうか……消化不良のまま残っていた便秘が解消した感じ? 

そして、一段落して書いたものを見つめていると、気づくことがあったりするんですね。例えば……

「こういうことは前にもあった。同じパターンを繰り返している」

「なぜ、嫌いな人のことを、嫌なのに考え続けているんだろう?」

「大地震が起きたらどうしよう……と強く思っているけど、実際にいま起きてるわけではない」etc…

こうした「新たに気づいたこと、思ったこと」も、どんどんブラックノートに書いていきます。だんだん客観的な気づきやポジティブな思考が混じって出てくるようになるはずです。

「同じパターンを繰り返してるなら、もう卒業してもいいよね?もう十分だし、心底飽きたわ」

「嫌いな人のことを考え続けちゃうのはなぜだろう?脳科学の本でも読んでみようかな」

「起きていないことを不安がるより、今できる対策をしよう」etc……

ここまで来たら、エネルギーの浄化が進んで気分も回復していますから、書き尽した文章の中から一番「気分が軽くなる一文」を選んで〇を付け、行動に移します。はい、終了!

この「ブラックノート」はいうなれば「何を言っても絶対に否定しないで、うん、うん、そうだねと聞いてくれる親友」。

そういう共感力が高く、優しい人に愚痴ったり、悩みを話しているうちに心が晴れて、悩みなんてどうでもよくなったり、自分で答えを見つけちゃうことがあると思いますが、「ブラックノート」はその役割を果たしてくれるんです。しかも、口は堅い(笑)。いいでしょ、そういう人。

ブラックノート」の習慣を続けていると、自分でモヤモヤを解決する力が高まり、自分軸からズレても戻りやすくなるので、お勧めです。PMSのときにもいいですよ。

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