扉が閉まる前に〜掴み損ねた話

今日は冬至で、明日は新月です。ザ・節目。

春分や夏至、冬至などの季節の節目は、エネルギー的にも大きなターニングポイントで、普段は感じないような宇宙の高いエネルギーを感じたりします。今回の冬至もすごいですね。

きっかり冬至、すなわち太陽が山羊座に入ったのは今朝12/22の6時半頃でしたが、昨晩の日が変わる頃から猛烈に眠くて、わぁもう冬至のエネルギーが来てるな〜と思いました。

階段を降りる時に踏み外しそうになるほど眠いなんて、宵っ張りの私には珍しいこと。
昨夜はベットに入ると同時に寝落ちして、熟睡でした。

(人は自分の波動よりずっと高いエネルギーを感受すると、寝てしまったり、眠くなったりします。『上の人』はもれなく私たちより高い波動を持っているので、それを受けとるためには、自分の波動を上げるか、高波動に自分を慣らしていく必要があります)

さて、では前の記事の続き。

『上の人』のメッセージに気づいていたのに、疑って受け取り損ねた話です。

私、伊勢神宮の前回のご遷宮(2013年)の2年前に、繰り返し繰り返し「伊勢に引っ越せ」というメッセージを受け取りました。

それはどういう形で来たというと……
「東京を離れようかなあ」と思い始めたタイミングで、伊勢の人や、神宮や現地に関わりが深い人たちから、次々に「ご遷宮来るし、伊勢に住んだら?」と言われるようになったのです。

私はもともと伊勢の神宮と、その周辺地域が大好きで、仕事とプライベートを含めると20回以上、伊勢に通っています。伊勢の人に「地元民より神宮に詳しいね」と驚かれることも多く、縁あって神宮のお祭りにも参加させていただいていました。

当時はちょうど仕事が7割テレワークで済むようになったばっかりで、ひと月に3、4日ほど東京に戻れれば、どこに住もうと問題ない感じだったのです。

セッションにも伊勢出身のクライアントさんがいらっしゃるし、伊勢に行けば伊勢志摩経済圏の偉い人とか、まちおこしをしているデザイナーさんなどと偶然に知り合い、「越しておいでよ〜。紹介したい人と場所が沢山ある」と手招きされる日々。

新宿の交差点で信号待ちをしていれば「ようこそ、伊勢志摩へ」と書いてあるトラックが目の前を横切るしね(笑)。

「この辺のエリアが住みやすいよ」なんて情報まで入ってくるようになり、いよいよ伊勢から呼ばれてるなぁ、行っちゃおうかなぁ〜とワクワクしたのに………行きませんでした。

理由は、テレワークなんて概念が浸透していなかった2010年代に、分かりやすい理由もなく、東京から電車で3時間以上も離れた土地に引っ越したら、仕事関係の人にどう思われるだろう?繋がりが切れるのではないかと恐れたからです。

端的にいうと『上の人』からのメッセージを信じきれなかったのですね。

で、結局、東京からほど近い海辺の街に引っ越しました。名前を言うと必ず「いいですね〜」と羨ましがられる街に。

しかし!
引っ越した日の晩に「間違えた。やっぱり伊勢だった」と確信しました。

『上の人』が扉を開いて手招きしてくれていた、とても豊かで喜びに満ちた経験を掴み損ねたと。

人間の世界と同じで、上の世界にもいろんな計画があるようで、ときどき『上の人たち』は必要な人材を必要な場所に配するべく、行動を促してくることがあります。

その人がそこに行くことで、本人が今生でやろうとしてきたことに目覚め、魂の道に乗ることができたり、大きく成長できたり、現地にも利がある人物を、そこに行かせようとするのです。

おそらく…というか間違いなく、私の場合もそれでした。

でも、そうした「扉が開く」時期は期間限定で、グズグズしてると扉は消えます。その証拠に後日、ご遷宮に沸く伊勢を訪れましたが、もう手招きされている感じは全然ありませんでした。もう、微塵もなく。

あー私が引っ越した先の「羨ましがられる街」も悪くなかったですよ。自然は美しいし満ち足りたムードで。だけど、バブル臭が強くてーー申し訳ないがーー伊勢の豊穣さとは比べようもなかったです。

というわけで「あ、これメッセージだ」と確信したら、迷ってないで行動する方がいいよ、というお話でした。

乗り継ぎ駅で、向かいのホームに待ってる電車に乗り換えるかどうか、何分も悩んでいたら、ドアが閉まって電車が出ちゃうでしょう?それと同じことです。

これからそうした分岐点を迎える人が多いと思うので、皆さん、ハートで感じるワクワクに忠実にね☆

そして、最後に負け惜しみを言っておきますが、あの大失敗を機に私の「上のメッセージにちゃんと耳を傾ける。ちゃんと受信できるようになるプロジェクト」が発足し、まじめに目に見えない世界に取り組むようになったので、まあ、それはそれでよかったです。

おかげで今は、ひとりでいても全く一人でいる気がしません。常に『上の人』に話しかけて、意見を聞いてますからね(笑)。

© 2017‐2024 KAORU.