出したエネルギーが自分に戻る――ハラスメントと宇宙の法則

この間、続けざまに友人知人から、アカハラ(アカデミックハラスメント)とパワハラの話を聞きました。

ハラスメントは、ハラスメント行為をする人自身が何かしら強い恐怖感を持っており、その恐怖感や不安感を振り払うために、自分より下の立場にいる他者を攻撃する……という図式なので、変動期の現代には発生しやすく、誰もが過敏になる問題かもしれません。

一方で「なんでもかんでもパワハラと言われてしまう」と、腫れ物に触るように若手と接する中間管理職の苦悩も聞くし、難しいですね。。

先の友人の話に出てきた某院生の人は、研究の都合上、あと2~3年は教授のアカハラを我慢するつもりだそうですが、その一門に残れば残ったで、その人が引退するまで下僕扱いが続き、成果を上げようにも「出る杭は打たれる」なんだとか。

だから彼は「絶対に教授の口利きでは就職しない」そうで、私たちも「それは正しい選択だ。そんな人につきまとわれたら人生が無駄になる」と、強く肯定。

狭い世界ゆえに巧妙かつ陰湿なパワハラで、そんなの週刊誌に載ったら一発でキャリアは終わるだろうな、という内容。このSNS全盛の時代に、なぜそれがバレないと思っているのか、本当に不思議ですよ。

今年と来年は、山羊座で冥王星と土星が近づき、重なり、また離れ……を繰り返し、権力や力を自分のために悪用するという行為自体がアウトです。

人の意識の中に、権力や力の濫用が「カッコ悪い行為」として定着し、葬り去られていくため、ほんとに終焉。

季節が変わるように宇宙の流れも変わるのでね。

ですから、今現在ハラスメント被害の渦中にある人は、それが本物のハラスメントなら、以前よりずっと逃れやすいし、周囲の理解と応援を得やすいと思いますよ。

ただ、姑息な仕返しや、いつまでも恨みを持ち続けるのはやめた方がいいです。

私も経験があるので腹が立つのも、仕返ししたい気持ちもよく分りますけど、恨みを抱いている限り、エネルギー的にはその人と結びついたまま。物理的に離れても、縛られたままになってしまいます。

思い出してムカムカするだけで、エネルギーはピピッとつながり「ハラスメントをする人 > される人」の関係性が維持されます。

すると、自分のエネルギーの状態が「ハラスメントされやすい私」に固定化。別の環境に移っても、なぜか同じようなことが繰り返し起きやすくなっちゃいます。怖いでしょ?

だから、バッティングセンターでもボクシングのゲームでもカラオケでも、何でもいいので怒りを気持ちよく発散させて、その「パワハラー (パワハラをする人のことね) 」の存在自体を、自分の意識から消してしまう方が良いです。

「おかげでダメなパターンを学べました。私とは別の世界でお幸せに。さよなら~」って。

意識から消されてしまうと、相手はもうつながることができません。

ハラスメントをする人は寄生虫みたいなもので、ターゲットのエネルギーを吸い取ることでパワーを得ます。 つまり、ムカつけばムカつくだけ相手はエネルギーを得られて好都合。

反対に(意識上で)つながれる相手がいなくなると弱ります。だから、そういう人は軽やかにスルー。ガン無視するのが一番です。

そうと知ってもムカつきが収まらない方もいると思いますが、自分が出したエネルギーは自分に返りますから、そういう人は放っておけば勝手にダメになりますよ。

私の経験則でも、友人知人から聞くパワハラ話でも、だいたいそう。そういう人は勝手に自滅します。

そうやって消えていったパワハラーの話は毎年、何かしら聞きますし、私に嫌がらせをしてきたパワハラーも、もう見る影もないそうです。人づてに聞いた噂では。

今、地球のエネルギーがどんどん上がってきていて、光の量が増えていっているそうです。だから、隠していた闇の部分が丸見えになっちゃうんでしょうね。

世の中いろんな不平等はあれど、自分がエネルギーは出したそのまま自分に返るという「宇宙法則」は全員に適応されるわけで、その点、宇宙はとても公平。

ある意味、人間よりもずっと信頼できますね(笑)。

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