どういう構造になっている?——山羊座の満月

こんばんは!
今晩、というか明日7月14日の未明に山羊座で満月が起きます。

あいにくの空模様ですがスーパームーンです。

さて、今回の満月は、まず牡牛座の天王星と120度を形成してから満月となり、明日の午後に山羊座の冥王星と重なります。

今日、明日、明後日と、体調が微妙な方が多いかもしれませんよ。

今回の満月は変革のエネルギーが強くて、それは大変喜ばしいのですけど、同時に「地の時代的ネガティブ」もドドーッと表に出してきます。

この山羊座の満月には「敗北を認める」という意味があって、2012年以降なんとかもたせようと頑張ってきた「地の時代の仕組み」が上手くいかなかった、狙ったようには機能しなかった――ということがハッキリ現れてきます。これは世界的にそういう流れです。

また、チャートを見ると、残念ながら日本はこれからますます劣勢になるでしょう。なぜかというと、自由さも公平さも多様性もない、硬直化した「地の時代」的ヒエラルキーシステムをずーっと維持してきてしまったからです――しかも、それを諸外国からの視線によって気づかされるっぽい。

まあ、しょうがないというか、そういう時期ですね。
これからの未来に通用しないものは必然的に終わる流れですから、しばらく空虚感を感じたとしても、さっさと更地に戻してしまう方がいいのかもですね。

個人も、もし「未来がない道を歩いている」と感じているなら、ごまかさないことが大事。「未来がない」と自覚した人から、大きく流れを変えていけるときです。

そして、これから終演後の舞台のように「地の時代の世界の構造」が、ライトに照らされて見えてきますから、冷静にしっかり眺めましょう。

私たちは今までその「舞台の中」で暮らしていて、今もまだその中にどっぷり浸かっている人もいるでしょうけど、すべての照明をつけた状態で今までの世界を眺めたら「え?こんな造りになってたの? あの恐ろしい怪物も、人力で動かしてるハリボテだったってこと⁉」と拍子抜けと思うのです。

これからそういうことがあちこちで起きてきますから、引き続き「舞台の中」の登場人物として一喜一憂するのではなく、映画監督の意識で淡々と「仕組み」を見通しましょう。

頭ではなく自分のハートに尋ねると、何が本当で、何が嘘か、今なら分かると思うのです。

「仕組み」が見えてくると、自分が演じていた役割も分かるし、渡されていた「台本」に従う必要もないことが分かります――「風の時代」はそれぞれの人が、自分に最適なシナリオを生きていく時代ですからね。

もちろん「舞台の中」に残って、役柄を演じ続ける人生を選ぶ人たちもいます。それはそれで個人の選択なので止めませんが、私は苦しい道より、快適で楽しい道の方がだんぜん好き。

そして、これを読んでいる皆さんもそうなんじゃないかと思っています。

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