2018年はどんな年? ①

最近、文章を書こうとすると、意識が外へ向かうというか、社会的な内容に筆が進みがちです。

……きっと、去る12月20日に土星が山羊座に入ったからでしょう。

土星は課題や試練を与える星として恐れられていますが、本来は現実化&具現化の星、枠を与え(責任を課し)、時を司る星です。

その土星の本拠地が山羊座。

山羊座に入った土星は、土星本来の力をまったく歪むことなくストレートに発揮します。

土星は「制限」や「秩序」、「構造」をつかさどる星で、国や組織、地域社会を束ねる際のルールやシステム、マネジメントといった「大きな枠組み」の部分に影響を与えます。

そこに土星が入ったので、私も影響を受けてるんだと思うんですよね~。

これから約3年間は、あらゆる社会のルール、ガイドライン、制度、マネジメントシステムの見直しと再構築が進むでしょう。

一方、山羊座土星は「達成への集中力」が高いため、何事か成したいことがある人には追い風。あれこれやらずに「それ」にエネルギーを集中すると、成果が出やすい星回りです。(それが時代と、本人の資質にあっている場合は)

一方で、おそらく今年前半は「とにかく今までのルールや慣習を変えたくない」という人たちのしがみつきや、「はみ出している人、(その人の思う)ルールを守らない人」への攻撃ががすごいと思います。

なぜなら、拡大と発展の星・木星は蠍座に入っていて、蠍座はパワーと安定志向の星。

蠍座の木星と山羊座の土星&冥王星は補完関係にあるため、現状でパワーを持っていれば、土台が崩れそうな塔をキープすることも、表向きいい感じに見せることもできる時ですし、

山羊座の土星はルールや制限がないフレキシブルさを恐れるため、「新しいルールができるまでの不安定さ」に耐えられないからです。

しかし、そこで先のない伝統や物質主義にしがみつくと悪循環。

むしろ、冥王星が山羊座に入った2008年ぐらいから「時代の流れに合わなくなってるなぁ」と思うことがあるなら、ここでバシッとやめてしまう方がいいのです。山羊座の土星は世代交代や、基本的枠組みの構造改革を促しますから、ここで上手くいかなくなったのなら、もう辞め時・転換のしどきなのです。

先々まで持ち越すと、早ければ今年の5月以降、遅くとも2020年~2021年には頭打ちになります。

今年の11月上旬まで蠍座にいる木星は「再生力」「無から有を生む力」も莫大ですから、土台となっている枠組みの取り換えは、案外スパッと素早く行えるでしょう。

そして、2018年は「真面目にコツコツ努力してきた人=本物」が輝く年。本物が残る年です。

蠍座の木星がいぶし銀の本物志向なら、山羊座土星も地道に積み重ねてきた実力派の味方。

今からでも遅くないですから「地道な積み重ね」をしましょうね。上手くいけば今年中、遅くとも2020年には花開くと思います。

また、今年前半はお金を稼ぎたい人にも追い風なんですが、マテリアル志向になりすぎるのもマズい。

なぜなら、山羊座土星は目的達成力は強いけど、感受性は鈍い。自分の目的のためだけに突っ走るあまり、周り無視になりやすいのです。平気で人を利用したりとか。

それでもある程度の成果は出せる時ですが、2020年頃に因果応報の結果がガーンと来そうだから、私はおすすめしません。

蠍座木星、山羊座冥王星との関係を考えると、2018年の成長と歩みは「自分の心の声と共に」あることが望ましい。

頭ではなくハート(魂)に問いかけて「YES」の答えをもらえたことを進める方がいいでしょう。(蠍座木星は内省・洞察のテーマも持っています)

何度も繰り返していますけど、恐れから生まれた計画は最終的にうまくいきません。

上手くいくのは愛とワクワクから発生したものだけです。

さらに、5月半ばには天王星も動いて、価値観がガラッと変わっていくんですけど………書き疲れたので、それはまた今度。近日中に②を書きますね。

こちらの連載に、今年の運気が2021年以降の大きな流れにどうつながっていくか、書いております。メアド登録は必要ですが、無料ですので、よかったら合わせてご覧ください。

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